塗装業界におけるSDGs（SDGs業界研究シリーズ）

第13弾は、「塗装業界におけるSDGs」です。
塗装は工業塗装、建築塗装、木工塗装などの分野に分かれており、産業・生活のあらゆる分野において欠かせないものとなっています。

塗料に使われる揮発性ガスなどは環境や人体への影響が大きいため、健康被害の防止（3.9）、周囲の環境に対する汚染予防や低減（6.3、11.6、12.4、14.1）などでSDGsと密接に関係しています。

また、塗装の目的の一つに、腐食や劣化から守ることがあります。効果的な塗装はインフラを守り、作られた製品寿命を延ばし、トータルでの廃棄物削減につながります（目標9、12）
建築塗装においては、断熱や遮熱効果を高めることで、CO2排出削減も期待できます（目標13）

他にも、意匠性・デザイン性向上をはじめ、多くの付加価値をつけることで、街の活性化や産業発展、ひいては生活水準の向上などの可能性にも繋がる注目の業界です。

《SDGs業界研究シリーズ》
・不動産業界におけるSDGs
・美容・化粧品業界におけるSDGs
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加藤直樹（筆者プロフィール）

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