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エンタメ業界におけるSDGs(SDGs業界研究シリーズ)

加藤直樹

2023/10/04

第14弾は、「エンタメ業界におけるSDGs」です。
エンターテイメント、略してエンタメ業界は、ゲームや音楽、映像、アミューズメント、書籍などあらゆる娯楽コンテンツを通じてユーザーを楽しませる業界です。IT技術のさらなる躍進や趣味嗜好が多様化したことにより、様々な領域に展開しています。

一見、SDGsとは関係なさそうな業界ですが、実はとても関わりがあります。主なポイントをご紹介します。

1.コンテンツの世界観
持続可能な社会を扱った作品も多数。SDGsが達成できないディストピアとなる未来を描き、「手遅れになる前の現代をどう生きるべきなのか」というメッセージを込めたSF作品などが代表的です。

2.リアルイベントとサステナビリティ
イベントを通して周囲への影響や消費する電力やエネルギー等に配慮する必要が出てきました。近年、多くのイベント開催企業が、ISO 20121(持続可能なイベント運営)への準拠に取り組んでいます。

3.教育のエンタメ化
創造力を育む総合学習へシフトし始めた教育において、より主体的に楽しく学べるようにエンタメ要素を組み込む教育コンテンツも増えてきました。
私たちのSDGsボードゲームも、楽しみながらSDGsを自分ゴト化しています。

エンタメ業界は、単なる娯楽サービスを提供するだけでなく、多くの業界と結びついており、社会をより良くするためには、私たちの文化や生活になくてはならないものです。

《SDGs業界研究シリーズ》
美容・化粧品業界におけるSDGs
塗装業界におけるSDGs

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加藤直樹(筆者プロフィール

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加藤直樹

SDGs/ご当地グルメ/旅行が好きです。その好きなことで仕事をしながら、各地域を盛り上げる中小企業やフリーランスの方々を後押しする活動をしています。