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外出前に道路の事故発生リスクを知らせる交通事故予防サービス(サステナブルな技術のはなし)

神山雄樹

2024/01/13

年末年始は交通事故が多くなりますが、その要因には人間心理的に忙しくなると周囲への注意が散漫になることが挙げられます。交通事故を未然に防ぐためには、周囲への注意を疎かにしないことと、出発の前に事故が起きやすい場所を知っておくことも大事です。

例えば愛媛県は、県内の交通事故を減少させるため、情報発信アプリ「えひめのあぷり」内において、県内道路の事故発生リスクを表示するマップを提供しています。民間保険会社が蓄積した過去3年間の事故発生データ、道路の形状・特徴、ドライブレコーダーの挙動データなどから算出された、道路や交差点の交通事故リスク値が地図上に表示されます。

県内の飲食店やレジャースポットを紹介するアプリの中で交通事故予防のための情報が提供されることによって、出かける前にちらっと事故が起きそうな場所を確認しておこうという意識が県民の間で生まれていきそうです。

このような交通事故予防サービスが全国の自治体で展開され、年末年始など交通事故リスクが高まる時期にテレビCMやSNSなどで、サービスを活用した交通事故予防が呼びかけられることによって、交通事故件数の減少につながることを期待しています。

(出典)
愛媛県, 都市リスク(交通事故・災害)から身を守るためのサービス開始についてhttps://www.pref.ehime.jp/h12600/kanminkyoso/pressrelease02.html

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神山雄樹

テクノロジーに触れることが好きなので、そこから新しいものを生み出してSDGsに貢献することを目指しています。