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テクノロジー活用による地方自治体のワーケーション誘致の取り組み(サステナブルな技術のはなし)

神山雄樹

2023/10/13

秋は食や紅葉を堪能するため、旅に出たくなるものです。一方で、旅に出たくても数日間会社を休むのは気が引けるという方も多いのではないでしょうか。

このように会社を休まずに旅をしたい・視野を広げたいというニーズを実現させるには、ワーケーション制度は効果的です。

国内で少しずつ浸透してきているワーケーション。より多くの人を迎えるため、地方自治体ではテクノロジーを活用したPR活動が始まっています。

三重県が運営するワーケーションポータルサイト「とこワク」*1では、ランダムに表示される県内の観光スポットなどの画像を選んだ後に、自分に合うワーケーション施設を提案してくれるAIシミュレーションを行うことができます。

企業との繋がりに着目して、山口県はメタバース上で県内企業の製品・技術・サービス等への理解を深めるイベント「やまぐちメタワールド」*2を今年の10月から来年2月まで開催します。より多くのブースを回るほどアバターがランクアップするゲーム要素もあり、楽しみながら県内の産業を知ることができます。

オンライン上で観光したい場所や交流したい企業などを事前に探しておくことで、実際にワーケーションに訪れたときの満足度が高まりそうですね。

(出典)

*1 三重県, ワーケーションポータルサイトとこワク

https://workation.pref.mie.lg.jp/

*2 山口県, やまぐちメタワールドランディングページ

https://yamaguchi-world.jp/

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神山雄樹

テクノロジーに触れることが好きなので、そこから新しいものを生み出してSDGsに貢献することを目指しています。