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誰もがより健康的に、より長くスポーツを楽しむためのGPSデバイスの導入(サステナブルな技術のはなし)

神山雄樹

2024/02/04

現在、男子サッカーのアジアカップが開催されていますが、観ている方はいらっしゃいますか?

私も、日本代表の公式YouTubeチャンネルでチームの練習風景や試合裏の様子をよく視聴するのですが、選手同士で背中に何か特殊な装置を付け合っていることに気づきました。気になって調べたところ、この装置はGPSで選手の動きを記録するためのデバイスのようです。※1

サッカーだけでなくラグビー、バスケットボールなどで既に多くのプロチームがこの装置を練習などで導入しているようですが、その目的の一つは、選手の怪我の予防です。選手の走行距離、走行スピードなどを記録して練習の強度や量を管理することによって、練習中に怪我をするリスクの低減につながります。

このようなGPSデバイスの導入は、数年前から学生スポーツの間でも進められているようです。※2

筋力や心拍機能などが成長段階にある学生が過度なトレーニングを行うことで発生する怪我や成長阻害を防止することができます。

AIとの組み合わせによって、アマチュアスポーツの間でもトレーナーを必要とせずGPSデバイスで計測した運動記録をもとに、最適なトレーニングメニューを提案するサービスが広まっていきそうです。

それによって、学生から高齢者まで、誰もがより健康的に、より長くスポーツを続けられるようになるのではないでしょうか。

(出典)

  1. 京都スポーツ・プロジェクト株式会社、スポーツチームにおけるGPSの活用

https://kyotosportsproject.studio.site/posts/T59gJpnh

  1. The Answers, ラグビー日本代表も箱根駅伝出場校も活用 広がるスポーツのGPSデータで何が分かるのか

https://the-ans.jp/coaching/injury-prevention-coaching/257589/4/

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神山雄樹

テクノロジーに触れることが好きなので、そこから新しいものを生み出してSDGsに貢献することを目指しています。