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生成AIがもたらす新しい働き方:作業時間削減とクリエイティブな活動時間の創出(サステナブルな技術のはなし)

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神山雄樹

2024/05/15

4月や5月は、会社において業務の進め方を刷新する絶好の機会となります。人手不足が深刻化している昨今ですが、人工知能を活用した業務効率化の取り組みが加速しています。

例えば、株式会社ファミリーマートは、2023年12月からの3カ月間の検証で、生成AI活用によって作業時間にして最大50%削減可能な業務を特定し、今期に集中的に効率向上に取り組む方針としています。

今回、時間削減効果が見られた業務は、各種アンケートの集計作業や社内文書、社員教育資料の作成などが挙げられ、これらの業務の時間短縮によって新たに創出された時間をメディア事業などの付加価値を生む業務に有効活用する方針です。※1

また、株式会社LIFULLは2023年10月からの6ヶ月間において、従業員649名の約72%が生成AIを活用し、合計20,732時間(総勤務時間の3.5%)の創出を実現しました。

同社では従業員が自らどの程度生成AIを活用できているかを計測する「活用度診断」を定期的に実施し、活用度が低い従業員に対して利用フォローを行う「サポートプログラム」を受講する仕組みを整備しています。※2

生成AIを利用して生み出した時間は、家族との時間に使ったり、クリエイティブな活動をしたりと、自分も周りもハッピーにさせるボーナスタイムとして活用していきたいですね。

(参考)

※1 株式会社ファミリーマート, 2024年4月18日ニュースリリース

https://www.family.co.jp/company/news_releases/2024/20240418_1.html

※2 株式会社LIFULL, 2024年4月15日プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000483.000033058.html

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神山雄樹

テクノロジーに触れることが好きなので、そこから新しいものを生み出してSDGsに貢献することを目指しています。